モデラー、モーション、フォーマット、その他特徴まとめ

3D 関連のまとめ。

Tool File format Motion Memo
Blender .blend KF ファイル Blender は標準でモーションに対応していないが、プラグインでモーションに対応しているっぽい。手順はこちらに記載されているが、かなり複雑。見送る予定なので KF ファイルのフォーマットがどのようになっているのかは調べていない。
Metasequoia .mqo .mkm Metasequoia は標準でモーションに対応していないが、MIKOTO でモーションを入れられるようだ。.mkm のファイルフォーマット仕様がどのようになっているのかが資料がなくてよくわからない。
六角大王 .rok .qua 六角大王は左右対称のモデルを作成するにはかなり取っ付きやすいフリーソフト。モーションには対応していないが、RokDeBone2 というツールで六角大王のデータにモーションを入れられる。RokDeBone2 はそれ以外に .mqo も MIKOTO で作成したデータも読み出せ、データフォーマットの仕様も公開されているので、取っ付きやすいかもしれない。
六角大王 Super .6kt .6ke ひとつのツール内でモデリングからモーション、モーフまで、すべて完結しており、かつ使い方も非常に簡単なんだけど、以前調べた通り、ファイルフォーマットに関する仕様が公開されていないので、自作アプリに組み込む形式としては採用できない。
PMD エディタ .pmd .vmd MikuMikuDance のモデルデータは PMD エディタや Blender2Pmd などで他の形式から変換する。モーションは MMD で行い .vmd を作成する、という具合になる。どれも使用経験がないのでよくわからない。要調査。
- .x .x DirectX のフォーマット。メッシュの情報はそれなりに充実しているが、アンドキュメントな仕様に悩まされる(以前作っていた OpenGL 用ライブラリは、そのせいで完成しなかった)。いや、あるいは英語のリファレンスにはしっかり記載されている可能性はなくもない。モーションも仕様が見つけられていないが、同様の可能性はある(探したら英語版リファレンスは見つかったが、内容は日本語版とほぼ同じ)。ほぼすべてのツールで入出力がサポートされているので、使い慣れたツールで作業ができるという強みがある。

モデリングの簡単さからいえば、六角大王 Super > 六角大王 > Metasequoia > Blender だが(主観による)、モーションも含めると、RokDeBone2 の .qua フォーマットが良さそう。六角大王 Super はなぜか UV 展開ができないので、仕上げは Metasequoia で行わなければならないし。IK が実装されていて操作性が非常によいとされる MMD が気になるので、これは試してみようと思う。