Let's Note Y4 を SSD 化したい #2

SSD が届いた。

Ubuntu Live CD を使って dd にて HDD バックアップ

sudo dd if=/deb/sda of=/media/backup/sda.img

60GB で大体 1 時間弱。


SSD に換装

分解は以下が参考にした。


換装は以下を参考にした。

以下作業時のポイント。

分解における最大の難所である、キーボードの取り外し後。
両面テープでがっちりくっついているので、かなり力を入れないと取れない。


キーボードは本体が爪でかんでいて、そこをはずした後マイナスドライバではがすための取っ掛かりを作ったんだけど、力を入れすぎてアルミ基盤がゆがんでしまった。


裏蓋を取り外して中がすべて確認できる状態になったところ。右下に HDD が緩衝ケースに鎮座している。


ピンの有無をチェック。まったく同じ。SSD はジャンパーが付いているけど、このままでマスター設定なのでこのまま。


HDD を SSD に交換したところ。


ネジを全部締め終えて、BIOS を見ると SSD が認識されていない。


ネジを全部外して確認。SSD を逆さまに接続していた。正しい方向に接続しなおしてネジを仮止め。


BIOS で認識されたので、ネジを全部締める。


分解でもっとも大事なのはネジ管理。手書きネジマップとセロテープによるネジ管理。都合3回分解と組み立てをしたけど、ネジに関するトラブルはまったくなし。


バックアップを復元

Ubuntu Live CD から dd で復元。

sudo dd if=/media/backup/sda.img of=/deb/sda

復元するのに二時間ちょっとかかった。SSD のフォーマットは必要なし。

プチフリ対策

以下を参考にさせてもらった。

プチフリというのは、SSD はその性質上ランダムアクセスが可能なので、ディスクが断片化しても影響を受けない(受けにくい)んだけど、ディスクは断片化しだすと加速度的に断片化が進み、いよいよとなったときに SSD のしょぼいコントローラーだと処理に時間がかかってしまう、という現象だそうな。

デフラグすればいいじゃん、という話なんだけど、SSD は HDD と違って書き換え可能回数が極端に少ない(同一セクタで 1 万回ぐらい)ので、デフラグSSD の寿命に影響を及ぼしてしまうためしないほうがよかったりする。

ディスクのイメージを作る前に、デフラグしておくべきだった。後、5GB ほどデッドスペースとして使われていないんだけど、そこを有効に使って寿命を延ばさなきゃならんな。




リカバリして最初の起動でびっくりした。まず静か過ぎる。次に速い。


Windows だと何かと SSD と相性がよろしくないので、Ubuntu 12.04 LTS が出たらそっちで運用するようにしてみよう。