IE6 はわかるけど、Opera はかわいそうだ

IE6 は他のブラウザ、他のエンジンとかなり見た目的に異なったり、JavaScript で使えるものが使えなかったりして、IE6 をサポートするのが大変、ということらしい。

でも IE6 を使っているユーザは結構いて、無視できるものではない。だから、エンドユーザに IE6 の代わりに、別のブラウザを使ってほしい、というアナウンスを出す HTML コードを配布しているそうだ。

IE6 No More

じゃあ、ということでちょっと貼ってみようと思ったけど、ブログに HTML は書けないから、出したいイメージを

HTML だけでしか配布していない時点で、駄目だと思った。ブログに書けないし、Wiki にも書けない。

それから、この警告を見た人がブラウザを乗り換えるかといえば、そんなことは断じてない。乗り換える人はすでに乗り換えているし、乗り換えない人は IE6 に満足しているからだ。Web 会社が IE6 をサポートするのが大変で工数がかさむなんて事情を、IE6 を使い続けている人に理解してもらうことは不可能である。

ちなみに僕の少ないリサーチでは、IE6 のシェアは 10〜20% だ。サポートするのが大変なら、潔く切ればいいのに。そんなサイトがどんどん増えることが、結果として IE6 撲滅運動の促進につながるのに、名を連ねている企業はなんて消極的な方法をとっているのかとあきれてしまう。YouTube を見習ったほうがいい。

で、Opera のアイコンがないのはいじめなの?