Wizardry の新作「命の楔」 はやっぱり・・・
ダメだったみたい。
以下 Amazon より引用。
- 長々と書いてしまったが、とにかく、いったいこのゲームのどこが「正統派」なのだろうか。
- Wizという名前を冠するということがどういうことであるかをもっと考えて作成して欲しかったです…。
- 古くからのウィザードリィファンの大半が望んでいない形になっているように思います。
- WIZ好きでこれからコレを買おうと思ってる人はやめた方がいいと思います。
- 正統派と聞いて期待してたが、かなり残念なモノになった感じがします
- これにWizの名を冠しようと決めた方々の度胸には、正直驚きを感じ得ません。
- 最大の失敗は、下手に「正統派ウィザードリィ」を謳い文句にしてしまった事
- それにしても製作に携わった方は、どういうものをWizの原点と考えておられるのでしょうか。まさかこの作品で 原点回帰が果たせたと思っているんでしょうか?
- 作ってる人は本当にWizardryってものを理解してるのか?と疑問に思います。
- まずキャラ固定とか、作成者はウィザードリィをやったことないのでしょうか?
- 製作者はウィザードリィをしたことがないのでしょうか?
- なぜ製作者がウィズをプレイしていないと思うかというと、
- このゲームは原点回帰を謳いながらも全く別のものを提示している
多くの人が問題点にしているのが
- 主人公カイの冒険談
- 操作性(カーソル位置を記憶しない、A ボタン連打しなきゃならないなど)
- キャラメイキング(グラフィックのバリエーション少なすぎ、作っても脇役)
- 中断セーブがない
という点。
また、多くの人が評価しているのは
- Wizardry ではないとおもってやるならよいかもしれない
- 敵グラフィックが良い
- ゲームバランスもそこそこ良い
などなど。
また、少数意見として
- こんな Wizardry があってもいい
というのもあります。
僕が思うのは、Wizardry という冠をつけると、宣伝しなくても勝手にメディアに取り上げられるという利点があり、これが Wizardry というゲームを発売する制作側の最大のメリットでしょう。
例えば「エルミナージュ」「幻霧ノ塔ト剣ノ掟」なんかは、システム的に Wizardry 風に作られていて、ファンなら楽しめるんだけど、いかんせん Wiz ファンに気づいてもらえない、というのがある。
次に思うのは、何で Wiz を Wiz らしく作れないのかなー、ということ。本当に Wiz をやったことがないとしか思えない、という発言が多すぎる。プロマネはビジネスとして数字だけしでしか Wiz をみてないんだろうな(利権を買っていくら、開発費にいくら、だからこの単価でこれだけ売れなきゃダメだ)。Wiz を開発するなら、まずプロマネは FC 版 Wiz #1 をやるべき。あっ、もしかして、今時の亜流 Wiz をプレイして、それを模して Wiz を名乗っている、という悪い流れができちゃってるのか?いやいや、近作に限っては「原点回帰」なんて謳っているから、それはありえないし。
しかし Amazon 限定発売なのに、Amazon でこれだけ酷評されると、売り上げにかなり響くだろうな。
以下おまけ。
左側が主人公っぽい。こいつを常にパーティに含めなきゃならないという縛りプレイ。
こっちは主人公パーティの戦闘の様子。どうやらこいつらが勝手にしゃべったりして物語が進んでいくらしい。