ビルドスクリプトとしてのスクリプト言語の是非
今、とあるプロダクトのビルドスクリプトとして Perl が使用されているので ActivePerl を導入したが、ふと昔のことを思い出した。
初めて Python のコードを見たのは 2002 年頃、これまたとあるプロダクトのビルドスクリプトとして使用されていたときだった。
周りには Python を知っている人は誰もいなくて、皆で「なんたってこんなマイナー言語でビルドさせるんだ、こんちくしょう!」と毒づいていた。無知とは恐ろしい。
僕は Python は特に勉強したことはないのに、なぜか読める。書けないけど読める。ビルドスクリプトとして、あるいは補助的(テストとか)に使われていることが多いからだと思う。そして、なぜか読む必要があることが多いからだ。
Perl がビルドスクリプトとして使用されているプロダクトも結構あると思うんだけど、読んだことは一度もない。トラブらないからだ。
一方僕はというと、Windows 環境なら バッチファイルと VBScript、Linux 環境なら bash と awk で何とかする。スクリプト言語をビルド環境に導入するといろいろと簡単になるんだけど、後の人が大変だから、自分のところで苦労しておこう、というのが僕の考え。
さあ、ActivePerl のダウンロードとインストールが終わったぞ。