DrRacket を試してみた

DrRacket でデバッグでステップ実行をしているところ。

ガリガリ書くためのエディタとしては機能は足りていないんだけど、実行環境としてはこの上なくわかりやすい。

特にステップ実行で変数の内容が確認できるのはすばらしい。任意の S 式でブレイクポイントも設定できる。シンタックスチェックやフォーマットも地味に便利。

上記はシンタックスチェック中のエディタ画面。カーソルを S 式上で移動するとどこから来た変数や関数で、どこに戻るのかが矢印で表示される。IDE を含めて、このような機能は初めて見た。

エディタは入力補完も備えている。あまり使わないんだけど、あると便利かもしれない。

エラーが発生した場合も、どこで発生したのかがとてもわかりやすい。赤い×マークをクリックすると、詳細が表示される。

奇怪な機能として、Ctrl-\ でλが入力できること。初めは表示こそλだけど実際は lambda で「これはさすが!」と思ったんだけど、どうやらそうではなく、本当にλという文字がそこに埋め込まれていた。

もしかして

(define λ lambda)

みたいにして、後は lambda の代わりにλを使えば、コードがすっきりするのかな、と思ったけど、こういうことは Scheme ではできないみたい。