Vista のエクスプローラの改善点
Vista を使いたくない XP ユーザは、理由のひとつとして Vista のエクスプローラの仕様の変わりっぷりを挙げると思う。
僕が仕様変更でとてもいやなのが以下。
- 詳細表示で余白をクリックしても列が選択されてしまう
- ひとつ上に戻るボタンがない
それ以外にも、検索の方法が変わったのも好ましくない。
でも、改善された点もあることに気が付いた。
NTFS は、ひとつのフォルダに置けるファイル数に限界はない。だけど、例えば:
- 10 万ファイルあるフォルダをうっかりエクスプローラで開いてしまうと、、、
- 10 万ファイルあるフォルダでファイル選択ダイアログを出してしまうと、、、
この場合、XP のエクスプローラだと、10 分待っても処理が戻ってこない。(僕の環境では)20 分待てば表示されるが、待っている間、エクスプローラが CPU を 100% 使ってしまうので、他の作業ができなくなってしまう。
その点、Vista のエクスプローラは、一瞬で開けてしまう。これは欠点を補って余りある改善だ。
今も僕は XP をメインで使用しているけど、数万オーダーのファイルがあるフォルダが何箇所かにある。そこをうっかり開いてしまうのは、自分で仕掛けた地雷を踏むのに等しい行為だったけど、Vista ではそんなことは起こらないので、安心して使える。