国民向けメールサービスの怖さ

イラン政府がGmail遮断 「国民向けメールサービス」提供へ

この記事の概要
  • イランに反政府組織がある
  • 反政府組織は GmailTwitter を活用している
  • 中国を引き合いに出している
  • 国が国民に email サービスを提供

この記事で思ったことは三つ。

共和国っていったい

反政府デモ、というものが起こるのがよくわからない。反政府組織は候補者を立て、選挙によって改革を起こすのが正しいあり方のはずなんだけど。

そもそも選挙が正しく機能してないのかも。イランについて詳しいわけではないので定かではないけど。

なお、イランは共和国である。僕も今知ったんだけど。

以下、Wikipedia より。

現代の共和国は一般に、民主主義に基づき主権が国民に所有され、国民によって直接、もしくは間接に選挙によって選ばれた代表により行使される統治制度を取る。多くの場合、元首として大統領を置く。

もっとも、このような政体を標榜しながら実態は独裁体制である場合も少なくない(そもそも民主国家と共和国は同義ではないことに注意する必要がある。共和制の記事をあわせて参照)。

共和国と名乗りながら、実は独裁国家、簡単に思いつくところは以下かな。

朝鮮民主主義人民共和国」、「中華人民共和国」。

中国と Google

同記事より引用。

Googleは既に中国政府と対立している状態にある。同社は先月、サイバー攻撃と検閲をめぐり同国から撤退すると脅しをかけた。

あれ、Google は中国に「撤退するぞ」と脅しをかけた立場なのか?元記事を読んでもとてもそうとは読み取れない。飛躍しすぎでは。

国民的メールサービス

このコンテキストで「メールは国家から支給されるアカウントを使用しなさい」なんて言われても、怖くて使えない。Gmail が使えない代わりにイラン国家メールを使う、ではなく、Gmail は検閲できないから自由に検閲できるメールサービスを作って国民を管理しよう、ということだ。