北京にもちょっと遅い春がようやく来た

今年の 4 月 5 日は清明节という、とにかく中国の祝日。

たまたま月曜日だったので 3 連休。キャッホー!

前からかねがね行きたいと思っていた公園に妻と一緒に行くことにした。

公園といっても、日本の公園を想像してちゃあダメだ。広さはディズニーランドぐらいはあるだろうか。もしかしたらもっとあるかも?テキトーですみません。とにかく広いんです。

北京オリンピックでビーチバレーの公式会場になった公園(朝阳公园)といえば、わかる人にはわかるかも。

入場は 5 元。日本円にして 80 円ぐらい。ただ、1 日で数千人来る公園なので、この収入も公園の維持管理費として馬鹿にならない。

公園内は、ただ単にだだっ広いところもあれば、ボート乗り場もあり、いたるところに売店があり、オリンピックビーチバレー会場や砂のテーマパーク、ちょっとした子供だましの遊園地、簡単な食事ができる露天もあり、1 日遊ぶには事欠かない感じだ。

遊園地では子供向けのロッククライミングがあって、これが見ていて面白い。

この女の子のおかげで 30 分以上も見物しちゃったんだけど、何がすごいかって、この女の子はこの位置で 15 分ぐらい動くことができず、この体制のまま疲労で手も足もブルブル震えてるんだけど、ふもとでお父さんが「がんばれ!がんばれ!絶対できる!」なんていうから「お父さん、無理〜」などといいつつもがんばって、結局頂点を征服し、周りの 100 人からいる見物客に感動を与えたこと。僕も感動した。

次の男の子も同じ位置まではするする登るんだけど、やっぱりこの位置で立ち往生。ジョジョ第二部の修行を思い出させる。この男の子はちょっと太っていることもあって、頂点征服ならず。でも 10 分ぐらいはがんばった。

見物を終えて別の場所を見ていると、セグウェイが体験できる場所を見つけた。これはやっておかねば。

2 回で 50 元(800 円)、僕と妻の分だ。

セグウェイに乗るときも乗った後もずっと係員が付き添うんだけど、見ていて大げさだな、と思ったが、乗った瞬間わかった。これは危ないわ。

初めてセグウェイに乗る感覚は、初めて一輪車に乗るのと似ている。一輪車も慣れれば全然問題ないのと同じで、セグウェイも慣れればまったく問題ない。僕は体験の終盤には荷重のかけ方に慣れ、これは欲しくなるわ、と思ってしまった。聞いたところ大体 100 万円ぐらいとのこと。おもちゃにしては高すぎる。セグウェイに乗りたくなったら一輪車で我慢しよう。

写真は妻が乗り込むところ。妻は最後まで慣れなかったようだ。