Android Dev Phone 1 が壊れた⇒直った

今年の 5 月に Android Dev Phone 1 が壊れた。

状態としては、カメラアプリを起動したまま放置しっぱなしでバッテリーが放電しつくして、その後最後の力を振り絞って再起動をしようとしたけど、Android のロゴ画面で電源がやはりなくなり、その後バッテリーを充電しても、新しいバッテリーに交換しても一向に起動しない、というもの。

致し方ないので HTC のサポートに連絡。サポートは全部英語。

サポート曰く、状態を見ないとわからないので、SIM、メモリカード、バッテリー、バッテリーカバーをすべて外した状態でアメリカの工場に送ってくれ、という。送料は 3000〜4000 円ぐらい。

送る際に、段ボールに「Google Android Dev Phone 1」と目立つように書くこと、段ボールの中に問い合わせ番号を記しておくことを要求された。僕はメールのやり取りを印刷して入れておいた。

送ってからすぐにメールで送った旨を連絡したけど、3 週間経っても返信がないので、サポート総合のメールアドレスを Cc に入れて再度問い合わせたら、サポート担当から連絡があって「バカンスに行っていた」という。欧米人はこういう時必ず「バカンスに行っていた」と言い訳する。ちなみに日本のサポートだと「研修に行っていた」とか言うよね。

起動しないことは確認できた、新しい筐体を送り返す、という運びになった。無償交換だ。そういえばサポートメールでワランティについても色々書いてあった。以下、HTC サポートからのメール。

Please note the following criterion for In-Warranty:
·Warranty will not be honored and considered invalid if the phone shows any signs of physical abuse (i.e. scratches, dents, dings, broken lens, etc.)

·If the unit is sent into our facility and determined to be Warranty Invalid, the handset will be returned to you.

·If Warranty Invalid, you must contact the manufacture direct for replacement parts or repairs at HTC 866-449-8358
http://www.htc.com/us/support.aspx

·All transportation charges for returned products must be prepaid by Buyer

·Return the handset only – no charger, no battery or battery cover as in the case of replacement, the handset will be sent back without these parts.

·Also, be sure to remove any personal object from the handset such as a memory card as these will not be returned to the customer.

·Ensure that the handset lock code is disable.

メールのやり取り何度も上記が書かれていたので、おそらくテンプレートだと思う。僕の場合は補償範囲内なんだけど、こちらから送った送料は持ち出し。通販の宿命か。

ここで本来確認すべきだった故障の原因を問い合わせるのをすっかり忘れていた(無償だということにちょっと浮かれていた)。でも、今思い返しても、問い合わせたとしても絶対に教えてくれなさそうな感じではあるが。

送り返す際に、送り先を連絡したら「中国には送れない」と言われた。なんでダメなんだ、と問い合わせたら「中国には送らない規則だから」という説明になってない説明に続き、「購入したときに送った住所に送ろうと思うがどうか」と。仕方がないのでそれで折れた。

購入時の住所は日本の実家。受け取りには問題ないけど、日本から中国に携帯電話を送ろうと思うと、送料のほかに関税が 1 万円ぐらいプラスされるので、非常にバカらしい。次に日本に帰るときまで待つか、と思ってたけど、母親が上海に来るついでに上海から送ってくれることになり、今日ようやく手元に戻ってきた。