ハワイ新婚旅行の反省など
今月頭から今月中にかけて、新婚旅行でハワイに行ってきました。
今後のために反省点をまとめておきます。もちろん、よかったことの方が多かったのは言うまでもありませんが。
絶対ツアーが楽だと思った
残念ながら国外からのツアーは組めなかったので、全部自前で調整。これが死ぬほど大変かつ面倒。ハワイのガイドブックも日本なら簡単に何種類でも手に入るだろうけど、中国にはそんなものはなく。
そんな中で役に立ったのは現地のオプショナルツアー。今思うと割高感があるけど、初めてならツアーじゃないと厳しかったかも。
時差ボケ
一般的な時差ボケというのは、昼から朝になったりして、夜じゃないのに眠たい、とかそういう感じだ。
僕の時差ボケはこうだ。
基本、東に行くほど標準時間は進むということを知っていた。例えば中国が 10 時なら、日本は 11 時だ。なので、このままずっと東に進めば日が一日進むんだと思い込んじゃってたんだけど、太平洋には日付変更線があって、ある場所を境に昨日に戻るんだよね。知ってた?
10 月 4 日の 11 時に北京を出発して、同じ日の 20 時に乗り継ぎのソウルを出発したのに、ハワイに着いたのは 10 月 4 日の午前 9 時。
これだけなら「過去に戻ったw」とか笑い話で済むんだけど、ホテルの予約は 10 月 5 日から。ハハハ、笑えねーし。
ホテルに何とか交渉して、今さっき別の客がチェックアウトした部屋を一泊追加することができた。ヤレヤレだぜ。
換金は国内で
ハワイでは普通に日本円で買い物ができたり、かなりレートのよい両替所が各地にあるんだけど、人民元を両替してくれる場所はホノルル国際空港を除いてオアフ島には存在ないと思う。
確認したのは、見かけたすべての両替所、それから 4 つの銀行。
両替所と銀行は香港ドルなら受け付けてくれるところがあった。銀行のひとつは口座があれば両替できた。
空港での両替はものすごくレートが悪い。ざっと計算して通常の為替レートの 65% ぐらいだと思う。本来 100 ドルになるはずが 65 ドルにしかならないのなら、両替はためらわれる。
そんなわけでクレジットカードが大活躍だった。ただし、チップがあるから、両替は必須だったんだけど。高い授業料だ。
皆さん、人民元は国内でドルに替えていきましょうね。
ハンバーガーは飽きる
ハワイ初日にこのサイズのハンバーガーを食べて、一気にハンバーガーに飽きた。だがしかし、ハンバーガーはどこに行っても食べる食事のひとつなので、飽きてしまったのは大失敗。
ちなみにこのハンバーガー、名前は「ガベージバーガー」。ゴミのようなバーガーなのか、食べきれないからゴミになるのか、いずれにせよすごい名前だ。そして当然二人でも食べ切れなかった。
トロリーバスのフリーチケットの罠
ワイキキ界隈にはトロリーバスが巡航していて、1 日フリー券とかそういうものがあって、僕らは 7 日フリーのチケットを購入した。 1 日あたり 8 ドル程度で載り放題、ということなんだけど、これが思いのほか不便。
乗る⇒どこか行く⇒遊ぶ⇒乗る⇒帰る
という感じで、往復にしか使えない。トロリーの最終は、午後 3 時とかそれぐらいなので、もう一箇所行きたい、と思っても帰りのトロリーがない、なんてことに。
僕らは乗り放題の元が取れていない。毎回現金で乗車したほうが絶対よいと思った。
海水浴で日に焼けるな
ハワイといえばビーチ。日焼けなんて怖くない。
ということで、日焼け止めとか日焼け対策を一切せずにビーチで半日遊んだら、その日の夕方から肩と背中がヒリヒリして、滞在中二度とビーチに行けなくなってしまった。なんというアホな子達なんでしょう。
情報誌に目を通せ
ワイキキならいたるところにフリーペーパーがあって、もちろん日本語で、そのフリーペーパーにそれなりのお勧めスポットが紹介されている。
路上でビラを配っていたり、やたらと目立つ看板は、総じて料金が高めだ(と思う)。
初めて銃を撃ってみた。安全装置がかかっていて引き金が引けない、というお約束付き。
ということで実弾を撃てるので体験してみたわけだけど、後でフリーペーパーを見たら、別の場所でストリップ&実弾射撃というサービスがあって、ダブルなのにお値段お手頃*1で、新婚旅行じゃなければ(ry
結局、最初に実弾射撃をした場所がお値段お高めだった、ということなんだろうけど。
フリーペーパー各種と、夜のフリーペーパーには目を通すべし。
インターネットが使えるホテル
ホテルを選ぶ際にもっとも重要な要素のひとつとして、インターネットが使用できること。
というのも、現地についてもまだ全日程のプランが完成していなかったからだ。
2〜3 日先までの予定を埋めながら、という自転車操業的旅行で必須なのは情報源。
あなたのそばにある ABS Stores
ABS Stores という、コンビニみたいなお店がハワイに何十店舗とある。
後半はここにお世話になりっぱなし。なんてったってクレジットカードが使えて、つまり現金が減らなくて、町中どこにでもあり、ホテルのそばにもあったから。
妻へ:チップの現金を温存するために、コンビニ弁当になってしまってごめんよ。
スカイダイビングは一日仕事
最大のイベントとして、スカイダイビングを計画していた。妻の誕生日にだ。
事前に予行練習を行う妻とタンデムダイバー。と言ってもたった 1 分。
スカイダイビングは、午前 10 時にホテルに迎えが来て、その後もいろんなホテルを巡回して客を拾いつつ、現地に到着するのは 11 時半ごろ。
その後「あなたは自ら死ぬ可能性のあるスカイダイビングを行おうとしています」「あなたは生きるための一切の保障を自ら放棄しようとしています」「ほとんどすべての人は一度もスカイダイビングをしませんし、あなたもする必要はまったくありません」とか、そんなことが延々と書かれている同意書にサインをしなければならないのがかなりうっとおしい。
これをまじめに全部読んでいたのでサインがすっかり遅れてしまい、フライトはおよそ 2 時半になってしまった。
ダイブはジェットセスナで上空 4000m まで上がり、事前に打ち合わせたタイミングでポイッと飛び降りる。
自由落下が 1 分間ほどあり、雲が目の前に迫り、雲の中を突破し、バッと視界が開け、地球が目の前に迫ってくる、というところでパラシュート。
パラシュートは 3〜5 分ぐらい。
パラシュートで落下しているときから、胃なのか腸なのかわからないけど、腹の中がとにかく気持ち悪い。この気持ち悪さが地上に降りてもずっと残っていて、でも僕らが最後のダイブだったのもあり、地上に降りて 5 分でバンに乗って戻らなければならなかった。
さっさとサインしてさっさと飛んだ人も最後の人を数時間待っているわけで、でもその数時間で体調は回復していただろうけど、僕らは吐き気がするままバンに 1 時間も乗せられたもんだから、その後はホテルでバタンキューして、次の日まで行動できなかった。
次回はさっさとサインしてさっさと飛ぶに限ると思った、いや、もう飛ばないけどね。
全般的に日本語が通じる
聞きしに及んではいたけど、どこでも日本語が通じてしまうのがびっくり。まったく英語が話せなくても、全然問題ない。サービス業なら大体話せるんじゃないかな、という印象。
僕が予約したホテルはちょっと星が少なめなので、英語必須だったけど。
往復の飛行機が快適だった
ハワイへの飛行機は片道 8 時間 + 1 時間のフライトなんだけど、最新を含む映画が何本も見れて、思いのほか快適だった。
見た映画はこんな感じ。掘り出し物だったのはトイストーリー。子供向けだと思っていたんだけど、大人でも楽しめるのね。帰ってきてトイストーリー1の DVD を買って、シリーズを看破した。
こんなところかな。
*1:ただし、ストリップのチップが激高という可能性もあるので注意しよう!