全文検索アプリ butterfly search

巨大なソースコードツリーを毎回 grep するのはかなりしんどいので、インデックス化して全文検索したいと思い、試してみたのが butterfly search。


(画像は公式サイトより)

良い面とそうでない面があり、その辺をまとめておこうかと思う。

良い面

簡単導入

実行ファイルひとつで即、全文検索の環境が整うというのはかなり、というか限りなく簡単。

動作が速い

インデックス化されているから当然と言えば当然なんだけど、検出が速い。

再インデックスが速い

インデックス化したツリーの一部分を修正したという場合でも、必要な箇所のみ再インデックスをするのでストレスがない。

結果をクリップボードにコピーできる

検索結果を整形したい場合に重宝する。

3 ペインの画面設計

特にヒット行とビュアーの部分がイケてる。次々にどんどん見ていけるので効率が良い。

良くない面

インデックス生成時に除外対象を選べない

例えば .svn とか .git とか、あるいは *.png とか *.zip とか、そういうファイルはインデックス化の対象外にしたいんだけど、そういう機能がない。

検索に正規表現が使用できない

これは痛い。インデックス化した上で正規表現で検索したいんだけど、対応していない。

大文字小文字を区別しない

これも痛い。検索のオプションが全くないので、検索ノイズがたくさん出てしまう。

細かい使いにくさ

ファイルリストの部分は、マウスイベントしか受け付けない、検索は検索文字が変更されたタイミングで行われるので、再検索は文字列を修正しなければならない、すべてのリストを再表示するには、再検索が必要、など。