VMware、Virtual PC、VirtualBox
VMware、Virtual PC、VirtualBox をそれぞれさわってみたのでその感想。
VMware
VMware Server と VMware Player を頻繁に使っている。Server は 1.0.8、Player は 2.5.2 だ。
何故、Server と Player を使い分けているかというと、Server は仮想 PC の作成が可能だけど、デスクトップ用途として使うには厳しいので、作り終わったら Player で運用している。
不満なのは、Server と Player を同居させることが不可能なので、仮想 PC を作りたいときは、いちいちアンインストール、インストール、アンインストール、インストールをしなければならない点。
商用版買えよ、って話なんだけど、何万もして高すぎるので、こういう形に落ち着いている。タダで使えるだけ感謝しなきゃ。
Virtual PC
本当は使いたくない。だけど、ゲストに Vista を正式にサポートしているのは Virtual PC 2007 だけなので(当時、今はどうなんでしょ)、仕方なく使っている。
短所がいくつもある。
- ゲストが USB をサポートしていない
- ゲストに Windows 系以外の OS をサポートしていない
- 仮想 PC の管理が単一ファイルで行われている
最後の「単一ファイル」というのは、取り回しが簡単という点では長所なんだけど、たとえばゲストの HDD が大きくなると、1ファイルで 40GB 超過のファイルになってしまったりして、ゲスト OS のパフォーマンスがとても悪くなる。もともとでかいファイルで管理しているのも問題なんだけど、そのでかさゆえにホストもゲストもフラグメンテーションしまくってしまっているのもパフォーマンスが悪い原因だと思う。加えてゲストが Vista なので、最悪だ。
VirtualBox
VMware は Server と Player での管理が面倒だから、全部可能な VirtualBox に環境を移行しようと思ってインストールしてみた。
バージョンは 2.2.4。
とてもよさそうな感じがしたんだけど、残念ながら Vista のホストにインストールしたところ、PPTP の VPN 接続が使えなくなってしまった。アンインストールしたら使えるようになったので、もう VirtualBox を評価する機会はしばらくないかな。