老舗PCパーツショップ、BLESSが廃業

老舗PCパーツショップ、BLESSが廃業より。

古き良き、PCメーカーが暴利をむさぼっていた時代

  • >AT互換機を自分で組み立てれば、同じ性能で半分以下のコストでできるよってことでAT互換機自作ブームの到来
  • >ショップブランドが、自作を上回るコストパフォーマンスのPCを売るようになり、自作ブームにも多少陰りが。
  • >PC量販メーカーの台頭。量のメリットを武器に、自作、ショップブランドも太刀打ちできない価格でPCが売られるようになる。自作のコスト面でのメリットはもはや無くなり、高性能、個性化などのカスタム性、自由度を求める人が選択するようになる。
  • >ウェブサーフィンなどの用途に使うには、十二分すぎるまでに部品の性能が高性能化してしまうにいたり、低性能品として安く売られているパーツを使って、十分利用可能でかつ今まで考えられなかったほど低い価格でPCを作ることが可能になる。すなわちネットブックの登場。いまここ。

僕が自作を始めたのは、一番上の時代。そしてやめたのは DELL が台頭してきたころ。書かれているとおり、価格的なメリットが完全になくなったため。

BLESS は、店舗ができたばかりの頃からずっと利用していた。品揃えがよく、価格ももっとも安い部類だったため。最初はとても狭い店舗だったけど、表通りに進出して店舗も大きくなって、当時は「完全に流れに乗ってるなぁ」と感心したものだった。だけど、つぶれるときはつぶれるんだね。

BLESS はとても秀逸なショップだったけど、自作市場衰退以外に、価格的な競争力がなくなってしまったのも一端だと思う。

僕は、今でこそ秋葉原には行かないけど、行ったとするならまずヨドバシによって、たぶんそこですべて買っちゃうと思う。ヨドバシは品揃えがよいし、全体的にもっとも安いレベルだし、ポイント付くし、駅から近いし、他のショップに行く理由が見当たらないぐらいだ。