中国の反日教育

寒い⇔暑い
冷たい⇔熱い

どっちも「あつい」という読み方。意味は似ているようで違うけど、かけ離れているわけではない。

それとは別に「熱がありましたから」という文章も教科書で出てきた。

音読みと訓読みや、同じ発音で異なる意味の単語を立て続けに例文に出すのは教科書としてよく作りこまれていないと感じる。はっきり言って音読みと訓読みが何故あるのか、ということを説明できないし、何故どちらの漢字も「あつい」と発音するのか説明できない。

で、妻には申し訳ないけど、漢字とひらがなと意味を暗記してもらわなきゃならないので、それぞれ書いて教えた。

他の漢字は問題ないんだけど「熱い」だけは中国語では「热」と書くので、覚え方として「土の下に八と土、後は同じ」と教えた。

これを聞いて妻が「照相机的照的记住方法,你知道么?(照という字の覚え方知ってる?)」と聞いてきた。

「日本人拿一个刀子杀一口人,然后流血了。这个我小时候老师教我(日本人が刀で一人殺して血が流れた。小学校の頃先生に教わった)」ということだ。その後、詳細は省くが南京大虐殺の話を喜々として語り、僕があっけに取られている、というか不愉快なのを全部しゃべり終わってからようやく気が付いた様子だった。

僕は南京事件の存在は知ってるけど、詳細は知らないので Wikipedia を読んでみた。さすがは Wikipedia、中立の立場で書かれていて、非常に明確(ここで言う明確というのは、不明確であることが明確であるということ)だ。

Wikipedia のここに書かれているように

しかし、六四天安門事件以降の江沢民政権で大々的に再び宣伝活動に利用され、対日批判プロパガンダのネタとして日本政府から外交上譲歩を引き出すカードとして利用され続けている。」と主張している。

が非常に説得力がと思う。

ゴルゴ 13 のエピソードのひとつに、南アメリカ?の小学校で算数を教えているシーンがあって「ここに 7 人の黒人がいて、4 人殺すと残りは何人?」という風に先生が話し、授業を聞いていなかった男の子が指され「僕なら全員殺すから、答えは 0 だ」でクラスメイト爆笑、先生も苦笑い、というのがあったけど、それに近いものを感じた。