Lubuntu 評価中

自宅の PC は、メモリが 512MB しかなく、購入当初ならともかく、はっきり言って Windows XP に SP が当たった現在では使い物にならない。

それで Ubuntu を入れていた。8.10 でずっと使っていたけど、やっぱりモサモサする。

そこで、8.10 はサポートも切れていることだし、バージョンアップしつつデスクトップ環境を見直そうと考えた。

候補としては以下のとおり。

下に来るほどマイナーで、軽量で、ユーザベースも少ないと思われる。Lubuntu というのは最近登場したディストリビューションだから、知らない人の方が多いはず。検索しても「もしかして」がでるぐらいだし。

もっと軽い Fluxbox を自力で導入するという方法も考えられるんだけど、面倒くさいので今回はパス。

この中で一番軽い Lubuntu を導入してみた。

結果としては、非常に快適。ブラウザも Chromium でかなり快適。


ここまでのインプレッションをまとめておこう。導入したのは Lubuntu 10.10。

  • 軽い。非常に軽い。起動も速い。512MB メモリでもサクサク動く
  • デスクトップにファイルをドラッグ&ドロップできない。コピペもできない。最初戸惑った
  • ゴミ箱アイコンがない。ゴミ箱自体は ~/.local/share/Trash という場所にあるので、削除したものをここから取り出すことは可能。同一ファイル名などは foo.2 などのように改名される。
  • タスクバーを縦置きにすると、かなりデザインが損なわれる。頑張ってみたけど限界がある。
  • フォントがいまひとつ。自分でフォントをインストールすれば解決するかも。

軽さに勝るものはない、というところか。しばらくはこの環境でやっていこう。

追記

ゴミ箱はデスクトップには表示されないけれど、ファイルマネージャには表示されていた。ここでは同一ファイル名が表示上同一に表示されるようになっており、~/.local/share/Trash から直接復元などをしてしまうと、情報が壊れてしまうだろう。

ドラッグ&ドロップやコピペは、デスクトップからファイルマネージャに対しては行える。逆はできない。