エンジンの調子

最近特に思うことが、エンジンのかかりが悪いこと。

集中して作業を行える時間は、大体 2 時間ぐらい。そのゾーンに入るまでのアイドリングが、最近は 30 分は必要。アイドリングとは聞こえが良いが、要するにブログを見たり使ってるアプリの最新版が出てないかチェックしたり、要するにどうでも良いことをして気分を持っていく。

時間を見て 23 時とかだともう、エンジンをかけられない。以前はそんなことはなかったが。これは何だろう。経年変化か。

いろいろ知りすぎるというのは、よさそうで弊害もある。VM の実装をまったく知らなかった以前は、自分で作ってみようとして手を動かして部分的に動くところまでがんばれたものだが、いくつかの VM の実装の詳細を知ってしまった今となっては、これらを超える実装や新しいパラダイムじゃないと自分で作る意味がないなと思ってしまう。

初めてタワーディフェンス系のゲームをしたのは割と最近で、自分でも作ってみたいなと思っていたけど、Kingdom Rush というゲームを遊んでからは、これを超えるものでないと意味がないなと思ってしまう。

研究者は論文を書かなければならないんだけど気分がいまひとつ乗らないときに、Emacs のマクロを書いて気分転換するんだと思う。あらゆる Emacs のマクロは気分転換の賜物だ(と思う)。僕にとって秀丸のマクロはまさにその位置付けで、エディタを開いたはよいが、プログラム書くの面倒くせーなー、という時にマクロは生まれる。祝鳥(のりてふ)秀丸マクロで LaTeX なので、まさに気分転換の賜物である(と思う)。

エンジンのかかりは悪くなってしまったが、かかったら馬力は以前と遜色はない。いや燃費は多少落ちたか。このエンジンをオーバーホールしたい気持ちもあるが、そんなことは簡単ではないので、今後もこのエンジンとうまく付き合っていかなければならない。